最後の一本

2002年4月15日
右下の親知らずを抜いた。
2月に抜いた左側に比べたらほんの少し素直なはえ方だから
簡単だろうと思っていたら、甘かった。
ほんの少し素直なだけに、今回は歯茎を切開しないで
力任せに引っこ抜いて下さった。

ペンチの細いようなのとか、ドライバーの太いようなのとか
およそ人間性を無視した道具をとっかえひっ替え
しまいには、てこの応用でメキメキ音をたてて
最後の親知らずは歯肉から引き剥がされた。
麻酔が効いていたので痛みは感じなかったけれど、
あまりの衝撃に、顎の骨が砕けるかと思った。

切開しなかったから、当然、縫合も無く、
麻酔が切れた後も痛みがそれほどないのが嬉しい。
だけどいちおう今夜くらいは禁酒だよなぁ、やっぱり。

一周年

2002年4月14日
去年の春、衝動的に作ったホームページの日記の最初の日付が4月14日。
途切れがちでいい加減なものだけど、それでも読み返してみると
すっかり忘れてしまっている出来事なんかもあったりして
それなりに貴重な記録だし、なかなか面白い。

去年の今頃、ベランダ野菜育成計画に燃えていたんだっけ。
懐かしくなって夫にそのことを教えると、さっそく今日、
去年と同じお店に出かけて土と苗を買ってきた。
今年は無謀にも「メロン」に挑戦するんだとさ(爆)
ご近所のみなさん、お楽しみにね(笑)
いつも何かと話題と笑いを提供してくれるじいちゃんが
今回はタダで船で遊覧できるというのをゲットしてくれたので
遠慮なく家族で参加させてもらった。

30人も乗ればいっぱいになる可愛い巡視艇?に乗せられ
芦屋浜のマリンセンターから南芦屋浜沖をグルっと回り
西宮浜のヨットハーバー内を横切って芦屋浜に戻るという
30分程の小旅行。
護岸工事の完成した親水公園や南芦屋浜の公園予定地が
海の方から眺められるなんて滅多に無いことなので
なかなか楽しませてもらった。

少し離れて黄砂にかすむ六甲アイランドも眺められた。
平坦な人工島の高層ビル群は絵になるなぁと、改めて感心。
このまま船で行ってくれたら帰るの楽なのになぁ...
阪神間って、埋め立てが進んでいろんな街もできているのだから
もっと海を使って行き来したら楽しいし便利だと思うんだけど
関係者の方、ここ読んでおられたらぜひ考えてみて下さい。

*****

さて、雑巾。うちのミシンの調子がどうも良くないので
実家のミシンを借りようと思ったら、なんと!
持参したタオルが、船に乗っている間に雑巾に変身していた(嬉)
スーパーオートマチックなミシンに感激!(爆)
あなどるなかれ「クレヨンしんちゃん」なのだ。
息子たちと一緒に軽い気持ちで見始めた今夜のテレビ
「クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
これがなんと、私らの世代のツボに見事にハマる傑作なのだ。
いやもう、晩ご飯の後片付けなんてそっちのけで
必死で見入ってしまった。

 万博(といっても、つくばや花博じゃぁないよ)に思い出がある人
 東京タワーの階段を歩いて登ったことがある人
 トヨタ2000GTやスバル360が好きだった人
 デストロイヤーのパンツの中味が楽しみだった人

どれかひとつにでも当てはまる人は
ぜひビデオででもご覧になってください。

**********

小学校は今日から給食が始まり、ぐっと楽になってきた。
と思ったら明日はお休み。
週休2日って、やっぱり相当家庭に負担があると思う(私だけか?)

みなさんの日記を拝見していてたいへんなことに気付いた。
それは雑巾!すっかり忘れてました。。。
この週末に、頑張って作らなきゃ(^^;;

極生で乾杯!

2002年4月9日
今日は次男の小学校入学式だった。
優しいと評判の可愛らしい先生が担任にあたって
本人も私も一安心。
いろんなことがあると思うけど、
ひとつずつ乗り越えて、強くたくましくなるのだよ。

タイガースが今日も勝った。
この強さは「ほんまもん」なのかもしれない。
テレビを見ていてワクワクドキドキするなんて
本当に何年ぶりだろう。
ひょっとして、って、もう少し思っていられますように。

で、今夜は新しいお酒で乾杯。
キリンの「極生」。
むちゃくちゃ飲みやすい発泡酒です。
実はこれ、先月ネットで応募したのが当たったの!
「極生」の発売日がちょうど私の誕生日だというので
アンケートでその旨アピールしたのが良かったのかな?(笑)
感謝を込めて、ここでも宣伝しときます。
いや、ほんとにすごく飲みやすいですよ。
定価135円だし、ぜひ、一度お試しあれ!
仕事関係の勉強会をサボって家族でのんびり過ごした。
ハーバーランドでお昼を食べ、買い物して
夫の実家で晩ご飯をご馳走になる、いつものパターン。
今日は次男の入学祝いだと、おばあちゃんがお赤飯を炊いてくれていた。
晩ご飯の後はみんなで人生ゲームをやった。
なぜかやっぱり次男は強い(爆)

家に帰ってこどもたちが寝た後、夫と「みんなのいえ」を見た。
面白かった。私はこういう映画、好きだな。
比べてしまうと「ラヂオの時間」の方がもっと好きだけど。
私とは映画の趣味が合わない夫が、意外と楽しんでくれて
あー、おもしろかった、なんて言ってくれたのが嬉しかった。

明日から新学期。
考えると暗くなることばかりだけど、前もって落ち込んでも仕方ないから
その時になってから悩むことにしようっと。
春休み恒例の行事「コイノボリ手染め大会」に参加した。
白い布のコイノボリを色とりどりの絵具で染色し
リバーモール公園に泳がせようという催しである。

今年はなんとNHK神戸放送局の取材が来ていて
端っこにいた長男がインタビューを受けた。
テレビカメラが迫り、記者のお兄さんが長男にマイクを向けて尋ねた。
 記者「今、それは何を描いているの?」
 長男「えーと、『ヒダ』です」
 記者「???」
その時長男が描いていたのは『ウロコ』だった(^^;;

お昼のニュースで使うネタだと聞いたので
早めに食事を済ませ、テレビの前で待ち構えていた。
12時のニュースの最後、リバーモールの風景が飛び込んできた。
こどもたちが一生懸命に色を塗る様子が映し出され
明るいアナウンサーの声の説明がかぶさる。
すぐ隣で描いてたこどもが映った!この次だ!!
と、突然画面は仁鶴に変わった。
長男のインタビューは見事カットされていた。(やっぱり)

6連勝だよ!

2002年4月5日
今年のタイガースは違う!
なんてあちこちで騒がれているけれど、
実はモモにとってもちょっと特別だったのだ。

うちの息子たち、今年から「阪神タイガース子供の会」
つまり子供応援団に入会していたのだ。
申し込んでくれたのはおじいちゃん。
可愛い孫たちと一緒に甲子園球場に行きたいからとのプレゼント。

だから息子たちには開幕前から星野監督の表紙の会報だとか
(これが全選手&コーチが写真入りで紹介されたスグレ物)
公式戦自由席の入場券や、ユニフォーム型ジャージ、等々
盛り沢山の入会記念グッズが届けられていて、
ちょっと盛り上がったりしていたのだ。

去年までの調子だったらのんびり観戦できただろうけど
まさか、開幕早々こんなことになるとは...!
のんびりどころか、たいへんなことになるかもしれないけど
そういうのって、とっても面白いと思うよ。
映画のエキストラした時みたいに気持ち良く応援できたらいいね。
モモも行きたくなってきたゾ。でも私が行くと負けるんだよなぁ..

おじいちゃん、ありがとう!
思い出に残る貴重な年になることを祈ろう。
なんだそうです<映画「ミスター・ルーキー」
http://www.mrrookie.com/support/kokuchi.html
こういうイベントごとに弱いモモは、さっそく今日
息子たちを引き連れて見に行ってしまったよ(^^;;

平日の昼間だというのにそこそこお客が入っている。
シルバーカップルがいちばん多く、次に家族連れ。
意外と多かったのが父親と息子(小学生)というパターン。
実はこの映画にはこの取り合わせがいちばん似合ってるのね。
夫も、無理矢理でも連れて来てあげたら良かったな。

映画はとても良かった。隅々まできっちりと作られていた。
主役の長島一茂はじめ、出演者みんな生き生きしている。
観客席が映し出されると、エキストラな日々を思い出して
胸が熱くなった。

モモは映画後半、対・ベイスターズ戦のシーンに出演しています。
といっても、見分けも聞き分けもつかないけれど(爆)
あの観客の、大声援の、数千分の一に確かに存在しています。

今夜もタイガースが勝ったので(なんと46年振りの4連勝!)
明日も千円で見られるはずです。(関西限定)
ぜひ、モモが感じたのと同じ熱さを味わいに行ってください。

今年も不発

2002年4月2日
何事もなくエイプリルフールが終わってしまった。
あまり大きな声じゃ言えないが
モモは知る人ぞ知るコウモリ人間でオオカミ少女である。(笑)
だから毎年4月1日は特別で重要な日。
考えに考え抜いて、って、これこそウソなのだが
ほとんど思い付きでいろんなことをやらかして
周囲のヒンシュクを買うことを歓びとしている。

なのに、今年はまともなウソをつけなかった。
いや、細かいウソはたくさん言ったと思うが、
そういう日常レベルのことじゃなくて、イベントにふさわしい
華々しいウソ(ってどんなんや)を披露できなかった。
そういえば、去年も。
なんか、相手の反応とか、いろいろと考えてしまって
思い切ったことができなくなっている。
トシをとるのはステキなこと、なのに、ちょっとつまんないかも。
天気が良いとそれだけでキャンプは楽しい。
テントやタープの片付けもどんどん進んでしまう。(笑)
ゆっくりしたつもりが、朝10時にはやることがなくなってしまい
名残り惜しかったけどキャンプ場を後にした。

今日の目的地は「ドイツの森・クローネンベルグ」。
パンフレットでは、ソーセージ造り体験ができるとか
ビール工房でできたてのビールが飲めるとか書いてある。
さらに「羊の追込みショー」「ふれあい牧場」などもあるらしい!
おぉ、気分はハイジ。息子たちはペーターよっ!

大きな期待に胸ふくらませて訪れた「ドイツの森」は
予想もしなかったことの連続で驚くことばかりだった。

・息子たちが楽しみにしていた「ふれあい牧場」は
なぜか『わんわん広場』と名が変わり
その名の通り犬しかいなくてしかも別料金。
無視して通過したのは言うまでもない(爆)

・「羊追い込みショー」の羊たちはさすがドイツの森だけあって(?)
毛の色が違った。(ひどく汚れているとも云う)
ショーを仕切ったのは足の短い外国人青年だった。
彼のドイツ語の説明が全然聞き取れず困ってしまったのだが
ショーの後半になって、それが日本語であったことに気付いた。

・幼児連れのお客さんが異様に多いと思ったら
「ハリケンジャー・ショー」が行われていた。

・バーベキューレストランを覗いた。
メニューは「カルビ」「牛タン塩焼き」等だった。
どこがドイツやねん?!

・園内あちこちに屋台があってビールが飲めるのが嬉しかった。
さすが、出来たてのビールは美味しい!と思ったら
レーベンブロイの缶を開けて移していた。

・人が集まっているのは「ハリケンジャー」周辺と
ゲームコーナーだけだった。

・お土産コーナーにはヘンケルの刃物だとかクルミ割り人形があった。
それ以外の商品はベトナム製や中国製ばかりだった。

いろいろ書き立てたけど、なかなかキレイで気持ち良かったし
焼き立てのパンやオリジナルソーセージ、ソフトクリームに
クリームチーズがとても美味しくて、楽しいところだった。
またわざわざ行こうとは決して思わんが。。。

そうそう先週の「探偵ナイトスクープ」の岡山のパラダイス
中国道から見えるんだよ!知ってた?


春休み恒例のキャンプの日だ。
場所は岡山の吉井竜天オートキャンプ場。
電源&流し台付きの10m×10mもある芝生サイトは手入れが行き届き
共同炊事場ではお湯まで出るという快適キャンプ場なのだ。

キャンプ場に行く前に、花見でもするかということになった。
少し先の方に醍醐桜という有名な古木があるらしいというのを
桜好きな知人から聞いたことを思い出し、行ってみることにした。
中国道降りようとすると料金所で案内図を手渡された。
ここは桜見物の客しか来ないのか?自分もそーだが(^^;;
道路にも要所要所に目立つ立て看板。
やがて渋滞予想の電光掲示板まで出現。
なんだかいやな予感がしてきた。
「ここより一方通行」との看板の脇に立っている警備員さんに
どんな様子か尋ねるとまだつぼみなので空いているとのこと。
つぼみじゃ仕方ないけどせっかく来たから木だけでも見よう
なんて思ったのがそもそもの間違い。
道路こそ空いていたが、最寄りの駐車場は大混乱。
普段そういうのに慣れていないモモたちは、
順番も無視して我先に突っ込んで来るオッサンに岡山弁で罵られ、
列に加わることすらできずに通り抜けてしまった。

桜のために2時間近くも無駄になり、車内のムードは最悪。
なんであんなオッサンのせいで私らがケンカせなあかんねん?
なーんか、みんな心が貧しいよねぇ、なんて云いながら
通りがかりのスーパーで買物を済ませ、車を走らせる。
キャンプ場に着いて遅めのお昼ご飯食べて
ようやくホっとすることができた。

晩ご飯の後、隣接する天文台に出かけた。
400ミリの大きな望遠鏡で土星を見せてもらえた。
本当に絵に描いたような輪っかのついた土星が見えて感激。
さらに屋上の2台の天体望遠鏡で、すばるやシリウスや
アンドロメダ大星雲や北斗七星のなんとか云う二重星やら...
1時間以上もありとあらゆるお星さまを見せて貰えた。
元天文気象部の夫は天文台のお兄さんたちと意気投合。
息子たちも神秘的な世界を満喫したようだ。
昼間とはうってかわってとても豊かな時間を過ごすことが出来た。
夫が仕事先からお払い箱になっていたパソコンを拾ってきた。
牛のマークの付いた液晶画面のスッキリしたマシンだ。
夫の懸命の蘇生術の結果、見事復活した牛機は
次男の入学プレゼントとしてリビングに置かれることになった。
これでうちのリビングのパソコンは3台になった。(爆)

思いがけないプレゼントに次男は大喜び。
「これ入れて!」と持ってきたのは懐かしいポスペ。
さっそくインストールし、カメを飼わせることにした。
ついでに夫の仕事用のパソにもペンギンを入れさせた。
長男のハムスターや私のアホ犬は最近出番がなく
ほとんど忘れられた状態だったのだが、
次男と夫のおかげで久し振りに忙しくなった。

リビングで、家族それぞれがパソコンに向かって
常時接続の環境でペットを送りあうのである。
とっても異様な光景だと思う。
つくづく、ヘンな家族だ。
今夜のBS映画は「サウンドオブミュージック」だった。
これ、モモが中学生の時に近所の同級生たちと
初めて保護者無しで映画館に見に行ったんだよね。
梅田まで阪急電車に乗って行ったっけ。
それ以来テレビでももう何度も見て、見る度に好きになる。
好きなシーンはたくさんあるけれど、ここ数年のお気に入りは
修道院に逃げ帰ったマリアに、院長様が歌って聞かせる場面。
climb all the mountain...♪しみじみと心に響く歌声は
涙なくしては聴けない!
今夜は前半は他の番組見てたんだけど
チャンネル変えたらちょうどそこのところで
結局それからずうっと最後まで見てしまった。

BSのこの時間、ここんとこ超大作が続いてる。
「ベン・ハー」「風と共に去りぬ」「アラビアのロレンス」等々
アカデミー賞特集とかで確かに名作揃い。
どれもこれも素晴らしい作品だと思うが、なにせ長い!
毎日4時間ぶっ続けで映画見るほどヒマじゃないよね、
なんて言いつつ、見出すとやっぱり見てしまう私って
よほどアホでヒマなんやろなぁ・・・

キッズプラザ大阪

2002年3月27日
そう、私が「久し振りに会った友だち」なのです。(笑)
詳しいことは彼女の日記を読んでいただくことにして(オイオイ)
私も、自分たちだけならきっと中止にしただろう雨の日
なのにわざわざ出かけて本当に良かったと感じた一日でした。

ひとりでしゃべりまくっていたのは私の方。
ここんところいろいろあって(しかも春休みだし)
心の中に溜りに溜りまくっていたものが一挙に吹き出した感じ。
それをイヤな顔ひとつせず付き合ってくれた
優しい優しい友人に心から感謝しています。

あんだけしゃべったら疲れるはずなのに、
なぜかとっても「癒されて」しまったなんて、
普段の生活が余程気詰まりだったかということですよね。
私なんて1/3位は仕事に逃げているはずなのに、
それでも家に帰るとずっと子どもたちがいる生活は
もう、しんどくてしんどくて仕方がないのです。

だから今日は本当に貴重なリフレッシュタイムになりました。
今度はいつご一緒できるかな。
またどうぞよろしくネ(はあと)


字幕でびゅー

2002年3月24日
先日見た映画モンスターズ・インク(もちろん吹替)が
とっても気に入ってしまった息子たち。
「また見たい」としつこいので、また行ってしまった。
なんと今度は字幕版だ。
長男8才、次男6才。
日本語すらアヤしいのに、どうしようというのだ?!
しかしまぁそこは一度見ていることだし、
北島マヤ並みの記憶力を誇る次男がいれば大丈夫でしょう(笑)

日曜の午後とあってさすがに混んでいる。
前に見た時と違ってカップルだらけだ。
うち以外にも子どもが数名いるが、見たところ外人さんばかり。
やっぱり無謀だったかな?

映画は2度目でも面白かった。
前回見逃していた伏線とか遊びの部分に気付くことが出来た。
ビリー・クリスタルやジェイムス・コバーンの声も良かった。
エンドロールのディズニーへの三くだり半とやらもわかった。

息子たちも、トイレにも立たずおとなしく見ていた。
終わってから感想を聞くと
長男「字幕なんか全然見なくてもわかったわ。面白かった」
次男「字は読んでない。ずっと目つぶって英語聞いてた」
・・・ま、それなりに楽しめたんだろうね(笑)
Kリーグ=kindergarden league である。
次男の所属するサッカースクールの初めての対外試合が行われた。
Kリーグだから、選手は全員幼稚園児である。
ルールもおぼつかない奴らにいったい何ができるのか。
ほとんど好奇心だけで応援に行った。

冷たい風が吹きすさぶ甲子園浜に集合したのは近辺の4団体。
幼稚園ぐるみで参加しているところもある。
それぞれ8〜10人に分けた8チームでリーグ戦を行うという。
1試合10分で、ゴールキーパーもオフサイドもない幼稚園ルール
とにかくボールがゴールに入った数が多ければ勝ちなのだ。

幼稚園ぐるみで来ているところは力の入れようが違う。
まず、ユニフォームがある。
それだけで大きく強そうに見える。
保護者の応援もスゴイ。
ブルーシートを広げて食べ物や飲み物を山のように用意し、
甲斐甲斐しくコーチや子供たちの世話を焼いている。
試合が始まると、もうみんな必死だ。
父親も母親もてんでばらばらにがなりたててうるさくてしゃぁない。

それにひきかえ我が次男たちのチーム。
まず(ここだけの話だが)母親の年齢層が高い(爆)
この私でも若い方なのだ(とみんなが思っている)。
そして、うちもそうだが、二人目や三人目の子が
集まっているせいか、良い意味で冷めている。
そもそも、みんな何故このサッカー教室を選んだかというと、
普段親がほとんどノータッチでいられるからなのだ。(笑)
だからみんな、試合が始まっても落ち着きを失うことなく、
我が子をギャグにして笑い転げる余裕を持っている。

そんな中で行われた試合、なかなか楽しかった。
みんなボールの周りに団子になってスクラム状態。
時には手も出て...これってひょっとしてラグビーだったのか?
それでも回数を重ねるうちに次男チームもだんだん波に乗り、
下位決勝トーナメントで優勝という快挙!
次男も1度見事なシュートを決めて、満足そうだった。

チームワークで勝ち取った賞状とトロフィーを囲んで記念撮影。
みんな本当にいい顔だね。
賞状はカラーコピーして全員に下さるそうな。
ここまでみんなを指導してくれたコーチに感謝!
解雇通告覚悟で一週間振りに出勤した。
ところが、なんなんだーっと叫び出したいくらいに危機感のないトップ。
「ま、とりあえず今まで通りで」って、ほんまにいいのか?

とにかく、誰もが、私がこれからも勤め続けることを前提として
話をしてくれることが嬉しくて、涙が出そうになった。
4年半、細々とでもなんとか続けてきて無駄じゃなかったのかな。

時には突風にあおられながら、守り続けてきた小さな炎。
今は追い風?向い風?決して和やかな状況ではないけれど 
ここで消してしまう訳にはいかない。
私にとっても勝負の時なのかもしれない。

イカナゴの怨念

2002年3月21日
いつも自分ちで食べる分しか作らないイカナゴの釘煮、
今年は2キロ炊いておしまい。のつもりだったが、
日頃お世話になっている方にプレゼントしたくなって
今日もう一回がんばってみることにした。

3回目ともなるとだいぶ慣れたもので、
調味料を煮立てた鍋にイカナゴをひとつかみづつ放り込みながら
話し掛ける余裕まで出てきた。
ほれほれ、いい湯加減だよぉ、美味しくなりやぁ...
ちょっと育ち過ぎた感じのイカナゴたちは、
大きな目を恨めしそうにひんむいて何か訴えかけているようだ。
ごめんよぉ...しっかり食べてやるからなぁ...

その時だ!
突如鳴り響くブザーの音!!
ガス警報機ピコピコが、煮汁のアルコールに反応してしまったのだ。
続けて「ガスが漏れていませんか?!」とお姉さんの声がして
ものすごい警報音が鳴り響いた。
ピコピコはマンションの火災報知器と連動しているのだ。
どうやって止めたら良かったっけ??もう、頭はパニック(^^;;
そこへさらに、電話のベルが鳴り響く。
マンションの管理室からだった。
そう、このマンションは万全のセキュリティが売物で
非常時には即、通報されるようになっているのだ。

警備員「どうしました?!」
モモ「すいません、イカナゴ炊いてました」←通じるのか
警備員「ははぁ、お酒煮立てましたね。換気扇忘れないで下さいよ」
モモ「ごめんなさい...あのぉ警報どうやったら止まりますか?」

教えてもらった手順で警報は静まり、窓開けて空気入れ替えて、
気が付くとコンロの火が消えている。
ガス漏れ警報で自動的にガスが停まる仕組みになっているのだ。
あぁなんとすばらしいセキュリティシステムよ(涙)

管理室に電話してガスブレーカーを解除してもらうまで10分余り、
イカナゴはぬるくなった煮汁の中でまどろんでいた。
ガスが復活してから慌ててガンガン炊いたけど、
なんとなく生臭いような、苦味の残る仕上がりになってしまった。

警報ベルには心臓停まるかと思ったし、子供たちは泣き出すし、
管理室にはご迷惑かけて謝り倒すしで、ヘトヘトになってしまった。
イカナゴごときでこんな大事になるとは...惨々な春分の日だった。
「しまじろう」というキャラクターに園児時代お世話になった次男が
今度は「コラショ」というウサギだかサルだかわからん奴に
勉強を教えてもらうことになった。
もれなくもらえる目覚まし時計につられて申し込んだのだが(爆)

春休み早々、その4月号が届けられた。
「にゅうがくおめでとう!!」と叫ぶコラショの描かれた
大きな箱に大喜びの次男。
早速開けて見ると「ひらがな書き順マッシーン」という
ハイテクな付録(今回の目玉と思われる)やワークブック
そして、ひらがな学習用のビデオ等が入っていた。
長男も一緒になってさっそくひらがなのお勉強が始まった。
よしよしこれでひらがなはバッチリだわ、と、ほくそ笑み、
私は夕食の準備をしていた。

不意に、どこか懐かしい歌が耳に飛び込んできた。
え、これ、なんだっけ...ひょっとして...まさか...?!

それはコラショに付いてきたひらがな学習ビデオだった。
画面ではアニメの富士山が歌にあわせて「ふ」を書いていた。

♪ふーじーさん(ア、ソーレ)ふじさんの『ふ』の字はどう書くの?
♪こう書いて こう書いて こう書くの!(ア、ヨイショ!)

富士山は、なんと、尻で文字を書いていた。

これって、まるで宴会芸じゃぁないの?!
モモも若い頃さんざんやらされた覚えがあるゾ。
確かにものすごーく印象的ではある。
長男も次男も、食い入るように画面を見つめている。
こ、これは使えるかもしれない!!

モモは仕事で、お年寄りに文字を練習してもらうことがある。
なぞり書きとか模写とかやってもらうのだが
余程やる気のある人でないと乗ってくれないし
なかなか定着しなかったりするのだ。

そんな時、このやり方、いいかもしれない。
妙齢(?!)の女性が白衣で尻文字。
想像しただけでも、インパクトは十分過ぎる(^^;;
間違ってもショック療法じゃぁないよ(笑)

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