で、こちらがもう一作。
第一印象「なんて文章の上手い子なんだろう」
いかにも優等生って感じの作品。
そしてどこか少女漫画のセリフ風。
新しいけど懐かしい世界が広がる。
でもね、なんていうか、すっごく醒めて書いているようで。
ほとばしり出た言葉って感じじゃない。
だから私の胸には突き刺さらないの。
ごめんね、りさちゃん。

今月号の『文藝春秋』は
芥川賞受賞作2作が収録されているというお買得品。
さっそく買ってきて読んだ。

読み終わって意外だったこと。
私は『蛇にピアス』の方が好きだ。
内容は一見スゴイのに、文章に無理がない。
根底を流れる切なさはホンモノ。
ノーマルなピアスすら開ける勇気のないオバサンなのに
スゥッと心地よく作品に入り込めるのが不思議。

職場で斡旋のあったチケットを2枚まわして貰えたので
夫と長男に行かせてやった。
きくところによると発売されてすぐに売り切れてしまう
プラチナチケットだったらしい。
確かに人間国宝・米朝師匠の生の落語を味わえるのは
今のうちかもしれない。
私も行きたかったな、とちょっと残念。

「さすが、おもろかったわ」と帰ってきたふたり。大満足の様子。
喜んでくれたのなら行かせた甲斐があったってものよ。

続けて夫曰く
「親子会っていうのに親子連れは他には全然いなかったよ」
・・・あんた、何考えてんの？？？
親子ってさ、米朝さんと小米朝さんのことでしょうが！
勘違いにもホドがあるよ、まったく。

さて次男と私はお留守番。
予定では、次男はインフルエンザが発症しているはずで、
そして私はその看病に追われているはずだった。
だから夫と長男を行かせたんだよね。
なのに次男はいたって元気。
このままセーフであってくれたら嬉しいんだけど。。。

今日の長男（小4）の昼食はインスタントラーメン
自分で作らせた。
ひとりでできるもん！というか
単なる手抜きというか（爆）
ま、これで飢えて死ぬことはないでしょ。

おや、次男（小2）も真似してやり出したぞ、しめしめ...

　
　
こちらが「山崎シェリーウッド」
明日食べよっと(^^)

　
近所のスーパーで毎年この時期恒例
ロイズ・生チョコ発見！
すかさず「シャンパン」と「山崎シェリーウッド」を購入。
今年は「V.S.O.P.」や「レミーマルタン」はなくて残念。

夜コドモたちが寝付いた後でこっそりいただく。
　
え、いいのかって？
いいんです。
これは自分へのご褒美。
今週は本当にしんどかったものね。
良く頑張りました。

あぁ、至福のひととき(*^^*)
待ってて良かった！

おぉ、またやっていたのだね。
・・・と気付いたのは22時50分。
ラストシーンしか観れなかったよ。。。

後ろ髪引かれる思いで出勤。
長男の熱、夕方には40度を超えたそうな。
ひとりで高熱と闘うのはさぞかし不安だったことだろう。
休んでやれなくてごめんね。

夜は節分・太巻きの丸かじり。
長男もしっかり一本食べ切った。
食欲も戻ってきたようだ。
熱も37度台まで下がってきた。
もう少しだ。

夕食の後、家族で豆まき。
鬼も、インフルエンザウイルスも出て行っておくれ！
　

ポーさんの日記にも取り上げられていたこの一曲。
三菱の自動車は見た目が趣味に合わなくて好きじゃないけど
レイラの流れるシリーズCMはとても気に入っている。
今の競歩（？）のも面白いし
少し前に『同窓会であの娘に再開したら』ってのがあったよね。
あれ、すごく好きだった。

インフルエンザです。
長男です。
近医にてタミフル処方。
彼はこれで大丈夫でしょう。
次は誰に来る？

近所のボーリング場では毎年この時期
年賀ハガキの末尾が「1」のものを持参すると
1ゲーム無料サービスというのをやっている。

だから今日は家族揃ってボーリング。
息子たち、特に次男はやる度に上達している。
たいしたもんだ。

　
　
・・・のDVDをレンタルしてきたので見ます。

　
　
　
　
　
　
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見ました。

邦題が悪いですね。
なんか「船の上のピアニスト」とか
「戦場のメリークリスマス」とか連想してしまって
すっごくドラマチックなものを期待してしまう。
けど全然そんな映画じゃない。

途中まで、何にもしない主人公にいらいらしていました。
なんだ、ただの傍観者じゃないか、って。

でも、そこなんですよね、この映画のすごいところ。
傍観者なんです。
全然ヒーローじゃないんです。
自分はたいして努力しないのに
なんだかわかんないけど助かってしまうんです。
たまたま運が良かったって云うか、恵まれてたって云うか
ひょっとすると「芸は身を助ける」ってことかもしれないし
でもやっぱり結局は「神のみぞ知る」ってことになるんでしょうね。
でも、それこそが真実じゃないか、って思うのです。

なんでこんな映画作っちゃったんだ？って疑問に思い
いろいろ検索等してみました。
で、ちょっとわかった。
ポランスキー監督自身が「生き残り」なんですよね。
主人公と同様、ポーランドで、収容所送りになった母親は
亡くなってしまったのに、自分は生き残ってしまった。
彼はそういう負い目みたいなものを抱えているんじゃないかと。
だからこそ、傍観者として描くことができたんだろう。
というか、傍観者としてしか描けなかったんだろう。

「風が吹くとき」を見終わった後のような
静かで深い感動が押し寄せてくる作品。
でも私は「ライフ・イズ・ビューティフル」の方が好き。