憂国

2011年6月29日 日常 コメント (4)
前回の日記で宣言したとおり
関西電力の株主総会に出席してきた。

大筋はこんな感じ。
     ↓↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110629-00000561-san-bus_all

印象的だったのは、反原発派の株主さんの活発な発言と
それに対する下品な野次と、関電側の型通りの反応。

特に女性の発言に対して「うるさいわ、おばはん!」とか
「黙れ、アホ!」なんてセクハラまがいの暴言とか
「お前も電気使うとるやろ!ローソクで生活するんか!」など
聞くに耐えない低レベルの野次は大阪ならではなのか。

関電側は何を云われようと、どんなに感情的に攻められようと
サラリとかわして原発推進のスタンスを曲げることはない。

なんだかね、反原発派の人が、制限時間を超過してまで
時には涙声だったり、悲鳴混じりで必死で訴えてるのが
まるで場違いで間違ってるように聞こえてくるんだよね。

出席者のほとんどが、関電側の意見に賛同するし。
採決なんて事前の委任状等で出来レースで、数を確認することもなし。

結局そういう世界なんだなー、と、虚しくなった。

あんなことがあっても、この国は何も変わらないのだな。
果てしない無力感とあきらめの気持ちでいっぱいになった体験だった。

コメント

ブログ脳外科医
2011年6月30日10:26

歴史を知ればわかるように経済活動とはお金が第一で環境問題なんかは常に問題が深刻になった後から対策がなされるのが常です.電力会社の大株主がどう考えようとも最後は多くの国民が考えるようになるのが民主主義というものだと思います.そうならないのならそうなるまで各自が強く望んであきらめないことが大切だと思います.すぐにではないにせよ,いずれは原発は全て停止するべきものだと思っています.

fiona&Aurélie
2011年6月30日13:30

モモさん、こんにちは♪

・・・体調は如何でしょうか?
気温も湿度も高いので、夏バテなどしない様に
ご自愛下さいね^^

それにしても・・これ程の危機にさらされている
というのに、何とも情けない話ですね。
この国では国民が大きなアクションを起こすことが
ないので、見縊っているのかもしれません・・・。

モモ
2011年7月1日6:45

>ブログ脳外科医さん
歴史の変わる瞬間が見られるんじゃないか、
ドラマチックな展開を期待していたのに、そんなこと起こるはずもなく
すっかりあきらめモードになってしまってました。
だけど、みんなわかってるはず。
企業人としては個人的な本心を言えるわけがないことも。
決してあきらめないで、考え続けること、声をあげ続けること
とにかくできることからやっていきたいと思います。

モモ
2011年7月1日6:58

>fionaさん
ありがとうございます、私は元気ですよー。
病気のせいではなくて胸が痛くなるような報道ばかりの中
私にできることは何なのか、ずっと考えています。。。
fionaさんもお身体大切にお過し下さいね。

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