生誕百年なので太宰治はちょっとしたブームなのだそうだ。
中学~高校と太宰の文学で生きてきたような私。
作品の復刻や改装版が出たり、映画化されたりするのは
歓迎する気持ちもあるのだけれど。

昔読んだ作品をゆっくり読み返してみようかな、と思っても
なんかブームに乗っかってるみたいに見られるのがイヤで
こそこそ「青空文庫」で探したりする。
「女生徒」とか、声を出して読むと、最高に気持ち良いんだよな。

生誕地を訪ねる若い女性が、TVのインタビューに対し
「私小説ってゆーか、ブログと同じ様な感じ?」とか答えてたのは
そんなもんと一緒にするな~~!!!と叫んでしまったぜ。

コメント

ありす
2009年6月23日6:58

太宰、いっぱい、いっぱい読んだ気がするのですが、もう忘れてしまいましたね。
久々に本棚に(持ってきたりしている・・)あるのをぱらぱらみていたら、座りこんで読んでいました。

モモ
2009年6月23日8:29

>ありすさん
太宰治というのは青年期に誰もが通る道で「はしか」のようなものだとか言われますよね。
今、読み返したら、また違った感じ方ができるでしょうね。

nophoto
さやか
2009年6月23日11:40

今年生誕100年の作家が多いようで、松本清張もそうなんですよねー。
今年初め小倉の松本清張記念館に行ったときに「1909年生まれの作家たち」という企画展やってましたよん。他に、大岡昇平、中島敦、埴谷雄高と。(って最後の人は知りませんが(^^;))中でも清張と太宰はよく話題になってますよね。
でも太宰読んだことないんですよねーA^^;)中学か高校のときに「斜陽」を読んだことあるですが、昔の貴族の生活とか考え方とかがよくわからなくて挫折orz
今ならわかるかなー。

スミぱん@国会を見よう
2009年6月23日15:51

メンヘラーは読んではいけないとされている「人間失格」を
読みましたが、あまりピンときませんでした。

「女生徒」はウチも好きです。

モモ
2009年6月23日23:27

>さやかさん
ふーん、この人たちみんな同い年なんですね。
なんかむっちゃ昔の人って感じだけど100才だったら生きておられても全然フツー。
例えば(少し年下だけど)聖路加病院の日野原重明先生なんてあんなにお元気だし。


>スミぱんさん
私は本でも映画でもドラマでも、登場人物に入り込んじゃう方なので
「人間失格」の時はしばらくたいへんでした(笑)
「女生徒」とか「お伽草子」に浸ってる時は平和だったんですけどね。

アルシーナ
2009年6月24日8:02

ダンナが娘に「太宰治を読むなら若いうちにしておけ。年をいって読むとはまって大変だから」と言っていました。
私は「走れメロス」や「人間失格」など代表的なものしか読んだことがないです。名作だと思うのですが、若い時から元気が出ないものには手が出ないタチだったので。。。

太宰治だけでなく、最近は明治~昭和の名作が復刻・再編集されて文庫本になっているのはうれしいです。試しに三島由紀夫の「金閣寺」を読んでみましたが、やはり私にはムリでした^^;

モモ
2009年6月24日8:09

>ポーさん
ダンナ様もはまったクチなんですね、きっと(笑)
でも若い時期だからこそ、はまれたのかもしれないな、とも思います。
年いっちゃうと、冷め切った上から目線で見ちゃうから面白くないかも?
私はドドーンと重たいモノで自分をとことん虐めるのが大好きなので
三島由紀夫なんかも読みまくりましたね~。
要するに基本「M」なんでしょうね(^^;

nophoto
ぶるーうるふ
2009年6月24日15:11

ブログと一緒にして欲しくないなぁ
太宰はそんなに詳しいわけではないけれど 個人的に好きなのは『冬の花火』と『津軽』よん
関東にいるとき 取材も兼ねて『桜桃忌』に行きましたが 全国からの太宰信者に圧倒された記憶が。。。

作家はみんな 命削って作品を生み出している 
若い世代の感性を否定するわけではないが 私小説を軽くみてほしくない

音読・・・すばらしい!

モモ
2009年6月24日22:36

>うるふちゃん
そーだよね!!!

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