私は山下洋輔氏のピアノが好きだ。
彼の書く文章も好きだ。
ちょっとはにかんだ感じの笑顔とか
凝った柄のベストとかシックな色のハンカチとか
オシャレでダンディなところも大好きだ。
山下氏というとピアノを燃やしながらの演奏とか
こぶしや肘で鍵盤叩くので後は使い物にならなくなるとか
タモリや赤塚不二夫や筒井康隆と組んでバカ騒ぎしてるとか
そういうイメージが先行しているように思うこともあるけど
彼の奏でるピアノの音色は、実に繊細で暖かくて叙情的で
どんな言葉よりも深い感情を心に呼び起こしてくれるのだ。
県立ホールに山下洋輔氏が来られると聞きつけ
あわてて取ったチケットが2階のバルコニー席。
後頭部を見下ろすような位置だったけれど
鍵盤を駆け回る指がよく見えて嬉しかった。
今回は、TVで人気の指揮者率いる若いオーケストラとの共演。
山下氏のインスピレーションから生まれたピアノ協奏曲。
ピアノソロ部分はおそらくほとんどアドリブと思われる。
リズムもテーマも、なんというか、複雑怪奇で
オーケストラは付いて行くのに必死みたいだった。
山下氏は実に楽しそうだった。
私も、さっぱりわからないけど、とても楽しかった。
前に聴いたのは約2年前。
『ジャズ忠臣蔵』というこれも訳のわからない演目だった。
作者の筒井康隆氏と共演され、芝居(オペレッタ?)仕立ての
それはそれは楽しいステージだった。
観客も手拍子足拍子、時に爆笑しながら、彼らの世界に酔った。
今回は、いちおう、オーケストラの定期演奏会であり、協奏曲だから?
観客はひたすら真剣に聴いていた。
平日の昼間とあって、いわゆるシルバー世代が大半で
みなさん、ほんとうに真面目に、目の前の演奏を理解しようとしていた。
・・・・・
無理だよ!!理解なんてできませんって。
ただ楽しめば良いんです。
みなさん、しんどかっただろうなぁ。
彼の書く文章も好きだ。
ちょっとはにかんだ感じの笑顔とか
凝った柄のベストとかシックな色のハンカチとか
オシャレでダンディなところも大好きだ。
山下氏というとピアノを燃やしながらの演奏とか
こぶしや肘で鍵盤叩くので後は使い物にならなくなるとか
タモリや赤塚不二夫や筒井康隆と組んでバカ騒ぎしてるとか
そういうイメージが先行しているように思うこともあるけど
彼の奏でるピアノの音色は、実に繊細で暖かくて叙情的で
どんな言葉よりも深い感情を心に呼び起こしてくれるのだ。
県立ホールに山下洋輔氏が来られると聞きつけ
あわてて取ったチケットが2階のバルコニー席。
後頭部を見下ろすような位置だったけれど
鍵盤を駆け回る指がよく見えて嬉しかった。
今回は、TVで人気の指揮者率いる若いオーケストラとの共演。
山下氏のインスピレーションから生まれたピアノ協奏曲。
ピアノソロ部分はおそらくほとんどアドリブと思われる。
リズムもテーマも、なんというか、複雑怪奇で
オーケストラは付いて行くのに必死みたいだった。
山下氏は実に楽しそうだった。
私も、さっぱりわからないけど、とても楽しかった。
前に聴いたのは約2年前。
『ジャズ忠臣蔵』というこれも訳のわからない演目だった。
作者の筒井康隆氏と共演され、芝居(オペレッタ?)仕立ての
それはそれは楽しいステージだった。
観客も手拍子足拍子、時に爆笑しながら、彼らの世界に酔った。
今回は、いちおう、オーケストラの定期演奏会であり、協奏曲だから?
観客はひたすら真剣に聴いていた。
平日の昼間とあって、いわゆるシルバー世代が大半で
みなさん、ほんとうに真面目に、目の前の演奏を理解しようとしていた。
・・・・・
無理だよ!!理解なんてできませんって。
ただ楽しめば良いんです。
みなさん、しんどかっただろうなぁ。
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