近所の映画館では今日が上映最終日ときき
早めの夏休みをもらって観に行った。

極力予備知識入れないようがんばった甲斐あって
意外な展開に声あげそうになったり
身を乗り出すほど没頭していた。

が、ヒロインが人工呼吸器状態になってからは
思わず仕事モードになってしまって
なんで声が出せるのだろうか、とか
食事はどう取っているのだろうか、とか
吸引は必要ないのだろうか、とか
リハセンターのナースの白衣が可愛いとか
余計なことが気になって仕方なかった。

そんな雑念にとらわれつつも、ラストでは涙があふれた。
患者さんと、その人を取り巻く人々には
それぞれそこに至るドラマがあるんだ。
そのこと決して忘れちゃいけない。
その人の人生そのものを受けとめ、重んじること。
「尊厳」って、そういうものじゃないかな。

あまりにあっさりとしたエンドロール。
外に出られる顔に切り替えるには短すぎるよ...

自分の仕事の重さや難しさを
これほどまでに叩き付けられた映画はない。
映画館で観ることができて良かった。

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