09月27日付 日刊スポーツの報道
「「天国にいちばん−」の森村桂さん死去」へのコメント:

小学校5年生の夏休み
初めて本屋の児童書コーナーから
大人の本の棚に足を踏み入れて
「文庫本」というものを二冊買った。

一冊は星新一の「エヌ氏の遊園地」。
そして、もう一冊は森村桂の「違っているかしら」。
ものすごく面白くて夢中になり、読書感想文を書いた。
しばらくはこの2人の作品を読みあさった。

森村桂には生き方そのものを教わった。

「違っているかしら」では人にはそれぞれの物差しがあるということ。
「天国にいちばん近い島」では明日を、人を、信じるということ。
「結婚志願」では妥協しないで自分を見つめること。
「私の逢った神様たち」では願いごとはきっと叶えられるということ。

今でも何かの拍子に、彼女のセンテンスがよみがえってきて
くじけそうな心を励ましてくれることがある。

その森村桂・死去とのニュース。
あるサイトでは自殺だったという情報も。
最近の彼女については全く知らないのでなんともいえないが
少なくとも私の支えを築いてくれたことにお礼を言いたい。

森村桂さん、ずっとずっとありがとうございました。
どうぞやすらかにお眠り下さい。

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