昨日見た『デブラ・ウィンガーを探して』のことを今日も考えている。

「ぶっちゃけ」感想を補足。
題名のデブラ・ウィンガーって、私わからなかった。
スクリーンで顔を見たら、あ、なんか見たことあるなって。
後からパンフレットで確認して
なぁんだ『愛と青春の旅立ち』のヒロインかって。
私、あの映画キライなんだ。
だって、所詮、女は男が迎えに来るのを待ってろって話でしょ?
そういうのにいちばん反発感じていた時期に見たから
大嫌いな映画のひとつなんだ。
だからヒロインもキライ。
才色兼備でステキだなって印象はあったけれど
王子様のお迎えを待っているお嬢様ってイメージだったから。
それでデブラ・ウィンガーって名前も覚えてなかったんだろう。

そんな私にはハリウッドにおけるデブラの位置付けがわからない。
この映画の監督&主役であるロザンナ・アークェットが...
あ、そうだ、このロザンナ・アークェットって女優さんも
あまり予備知識がないんだ。
リュック・ベンソンの『グラン・ブルー』か。。。
見ておかなきゃ、と思いながら未見だし。

私の映画の知識なんてそんなもん。
だからロザンナが何故ここまでデブラにこだわるのか
パンフレットやネットの解説で理論武装して
わかったような気になってはいるけれど
ほんとうのところわかっていないのかもしれない。

でもね、だからこそ素直に彼女たちのメッセージが受け取れたかも。
女優と云うよりひとりの女性としてのね
仕事があって、子供がいて、どんどん年をとっていって
それでも仕事続けたくて、もがき苦しんでいて。

自分が若い頃、ジェーン・フォンダが大好きだった。
彼女の『ジュリア』という映画が大好きで
助演のバネッサ・レッドグローブも大好きだった。
そしてここしばらくは、好きな女優を問われると
迷わずメリル・ストリープと答える。

この三人が今回の映画でうまく年をとっている女優の代表のように
扱われていることがなんとなく嬉しかった。
と同時に、私も「老い」を感じる年齢に入りつつあることを
実感する今日この頃。

続きはまたボチボチと。

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