長男、塾に行く。

2002年10月2日
私は未塾児である。夫も未塾児である。
誤字ではない。
塾(いわゆる学習塾ネ)に通った経験がないという意味である。

それでもそれなりにやって来れたという
私たちは最後の世代かもしれない。
そんなわけで夫も私も塾というモノには批判的だった、はずなのに。

自然に任せて放っておいたら、おや、たいへん!
夫婦で責任押し付けあってる場合じゃないゾってわけで
このたび長男を塾に通わせることにした。
それも、夫も私もいちばん嫌っているはずの
あちこちに教室を持つシステマティックな進学塾。

中学受験を目指しているわけでもないのに
そういうところに長男を託すことになったのは
ほとんど成り行き。
ま、要するに、あまり深く考えないってこと(笑)

今日はその初日。
塾から帰るなり、長男は言ってのけた。
「割り算って簡単やなぁ!」
初めて割り算と言うものが理解できたらしい。

マンツーマンじゃないよ
十把ひとからげの講義なんだよ。
それもわずか1時間で。
さすがプロは違うね、と夫婦で感心しきり。
だけど、それがなぜ学校ではできなかったの?
問題はそこんとこなんだろうな。

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