長男が学校を休んだ。
前日、晩ご飯の後から急に痛いと言い出し、
一晩苦しんでいたのだ。

この1週間程家族を順番に襲っているお腹に来る風邪と判断した。
便が出れば治ると思うのだが、
もともと便秘がちで固まってしまっているようだ。

病院に行くかどうか迷った私は本人に相談した。

「もしも病院に行ったら、
 さっきお母さんがやったようにお腹押さえられて、
 便が溜ってますねって云われると思う。
 それで、浣腸しましょうってことになると思うよ。
 そしたらウンチがいっぱい出て、痛いのは治ると思う。
 ついでに念のためにってお薬貰って帰って来るの。

 今くらいの痛さなら、病院に行かないでも
 もうちょっと我慢してたら自然にウンチが出ると思う。
 どっちがいい?」

長男はちょっと考えて「おうちで我慢してる」と答えた。
数時間後、長男はトイレに駆け込み、腹痛は治まった。

息子たちに対して、私はいつもこの調子だ。
シロウトながら自分なりに考え判断したことを相手に伝え、
最終決定は本人にさせる。
例えばケガの手当をする時も、
どういう状態だからどんな処置が必要か説明し、納得させる。
薬を飲ませる時は、どういう症状で何を補うための薬で、
飲まない場合はどうなるかまで話し、飲むかどうかを決めさせる。

幼稚園や小学生相手にクドいようだが、
自分で考える人になってもらいたいし、
将来、賢い患者になって欲しいと望むからだ。
妙に論理武装されたうるさい患者も困りものだが...。

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